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玉ねぎの豆知識
玉ねぎのプロフィール | |
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学名:Allium cepa L 分類:ユリ科ネギ属 原産地:中央アジア 英名:onion 仏名:oignon 独名:Zwiebel 原産地は中央アジアとされている。日本での生産量は北海道が半分を占めてトップです。有名なのは北見産。佐賀県、兵庫県も栽培が盛んです。 |
玉ねぎの栄養 | |
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炭水化物が多めで、ビタミンC・B1・B2のほか、カリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれています。玉ねぎ特有の辛味と刺激臭のもとは、硫化アリルという成分です。この成分は、消火液の分泌を助け、新陳代謝を盛んにします。そしてビタミンB1の吸収をよくする働きもあります。 |
玉ねぎの効果 | |
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玉ねぎの硫化アリルという成分がビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を促進、体力アップや疲労回復に有効です。硫化アリルは、消火液の分泌による食欲増進、発汗や血中脂肪の燃焼、抗菌と風邪予防など、広い作用があります。 脳梗塞などの誘因となる血液の固まりを溶かす効果も明らかです。玉ねぎの注目効果は、高血圧予防、動脈硬化予防、疲労回復、風邪予防、血栓予防、滋養強壮、食欲増進などです。 |
玉ねぎの効能 | |
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含硫有機化合物は多くの生活習慣病に有効です。糖尿病の予防・改善、高脂血症の予防・改善、ぜんそく抑制、動脈硬化、脳卒中も防ぎます。フラボノイドの一種のケルセチンは抗酸化力の優れた色素成分で含硫有機化合物とともに癌や動脈硬化の予防などの働きがあります。 |
玉ねぎの種類 | |
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黄玉ねぎを筆頭に、赤や早どり品種、ミニサイズも栽培!玉ねぎは「西洋のかつおぶし」といわれるほど旨味成分が多いです。皮が黄色の「札幌黄」「泉州黄」などの改良種の生産量が最も多く、そのほかに赤色の皮や春だけ出回る早どり品種やミニサイズのものなど多種類です。 |
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玉ねぎの食べ方 | |
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新たまねぎは、水にさらして、かつお節としょうゆをかけて食べると美味しいです。黄色玉ねぎは、ハンバーグ、カレー、シチュー、煮物、揚げ物、炒め物、薬味などいろいろな料理に使えます。飴色になるまで炒めると甘味が出て美味しいです。赤紫玉ねぎは薄くスライスしてサラダで食べます。エシャロットは煮物やシチューに入れてもいいです。 |
玉ねぎで健康になる | |
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玉ねぎにはオリゴ糖、硫化アリル、グルコキニン、カリウム、ケルセチンなど含まれています。催涙効果のある含硫有機化合物は多くの生活習慣病に有効です。生活習慣病などを撃退します。玉ねぎは血液サラサラ効果もあり健康パワー食品です。 |
玉ねぎの歴史 | |
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原産地は中央アジアから地中海あたりです。エジプトやヨーロッパでは紀元前前から栽培されていたといわれていますが、日本で本格的な栽培が始まったのは明治時代です。 |
犬・猫に食べさせてはいけない | |
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犬や猫が玉ねぎを食べると、イオウ化合物が赤血球を破壊して溶血性の貧血を引き起こしてしまいます。最悪は死にいたることもあります。これが玉ねぎの中毒です。加熱調理したとしても毒性は消えません。犬・猫には与えないようにしましょう。 |
旬の違いは産地が違うから | |
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玉ねぎは年間通していつでも手に入り食べれますが、それは品質改良と季節により産地を変える栽培体系のためです。春まきで北海道で栽培されるものは、11月〜2月に、秋まきで西日本で栽培されるのものは5月〜6月に旬を迎えます。 |
甘味のもとは辛味 | |
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刺激のあるツンとくる辛味のもとである硫化アリルは、加熱すると甘味成分へと変わります。更にうまみもグンとアップします。カレーやハンバーグの味に深みを持たせたいとき炒め玉ねぎは必須です。 |
気になる匂いを消すときは | |
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玉ねぎを調理した後に、手に匂いがついてきえなくて気になってしまうときには、お酢やレモン果汁をつけるのがおすすめです。手肌に優しくて、天然の消臭効果で、気になる匂いを消せます。 |
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